
(海上保安庁提供)
昭和49年に東京湾で起こったタンカー事故を教訓に生まれた組織(隊員36名)全国の海上保安庁の潜水士のいわゆる「海猿」の頂点に立つ。羽田空港に「海上保安庁特殊救難基地」を設置した。守備範囲は北海道から沖縄までの日本が担当する海難救助の広大な海域をカバーする。あらゆる事故現場まで数時間で到達できる移動能力が要求される。隊員は、出動要請を受けると、羽田基地→小型ジェット機→地方の管区の航空基地→ヘリで現場に到着する。その時間はわずか数時間という。
見学では、基地の担当者から特殊救難隊の概要、誕生の経緯、訓練と実践の状況などを伺った。
今回の見学での感想
